過去の会長について

第10代会長

京都府防衛協会青年部会
2021年度 会長方針

「敬天愛人」

マザーテレサの言葉に「愛の反対は憎しみではなく無関心です。」という有名な言葉があります。

世界各地で繰り返される紛争や飢餓などが、ブラウン管の中の出来事であり、対岸の火事であるとしか見えてなかったことはありませんか?

また近年は、国連の持続可能な開発目標SDGsが話題に出ることが多いのですが、これに書かれている目標が私達の生活に直結しないことが多いのでイメージすら膨らまない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。このように世界で問題になっている様々なことに対しても無関心でいられるぐらい、我々は平安で安全な国で暮らせていることへの感謝を忘れてはいけません。

しかしながら、東日本大震災、熊本地震や幾度となく襲ってくる台風の被害など多くの自然災害。今まさに猛威を振るっているコロナウイルス。身近に起こる様々な出来事により、私達の価値観も少しずつ変わって来ました。大切にしたいものの尺度が変わった方もおられると思います。

家族や友人、会社の仲間への愛、生活する地域や郷土への愛、国への愛、地球愛と平和。私は、様々な事柄に対しても「愛」をもって接していけたら良いなと思います。その愛を育んでいくためにも私達は、京都や日本国の歴史や文化に興味を持ち、現在の社会問題についても学んだ上で視野を広く持ち、国際化が進む中での外交問題やグローバル化における世界の状況など地球規模での学びの機会を持つべきと考えます。

また、そのような状況下の中で、我々の安全を守っていただいている自衛隊の皆さんの活動を応援するだけでなく、今まで以上に防衛防災意識の啓蒙を促進していきましょう。

そして、私達の活動は、社会啓発運動でもあります。仲間を増やし賛同者を多く得るためにも会員拡大や広報にも力を入れていきましょう。

わたくしの会長年度に於きましては、指針をしっかりと示したうえで、楽しく活動できるよう心掛けて参ります。

一人ひとりの力は小さくても、力を合わせて少しでも社会のお役に立てるよう、共に頑張っていきましょう。二年間になりますが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

京都府防衛協会青年部会
第10代会長 平井誠一

第11代会長

京都府防衛協会青年部会
 2023年度会長方針

『日本の魂』 ~和を以て貴しと為す~

ここ数年で世界は大きな変化を強いられることとなりました。コロナ蔓延による世界経済の衰退や生活様式の変化、そしてロシアのウクライナ侵略による物資不足、そして何よりも我々日本人の安全保障への考え方など、今までの常識が非常識に、そして非常識が常識にとって代わろうとしております。未来への不安、戦争への恐怖など明るい未来が見えづらくなっている今だからこそ、我々は今一度原点に帰り、日本人としての誇り、優しさ、思い遣り、凛々しさ、逞しさを持って未来を取り戻していかなければならないのではないでしょうか。

 聖徳太子によって制定された我が国最初の成文憲法である「十七条憲法」の第一条に「和を以て貴しと為す」とあり、協調や協和、協力を大切にする考えが説かれており、人々が共に暮らす上での大切な心の在り方が示されております。それらは今まさに我々に求められている心の在り方なのではないでしょうか。日本に生きる者として、今一度、日本の魂を取り戻し、未来を生きる子供たちが安心して暮らせる世界を取り戻さなければなりません。

 今年度、会長方針を『日本の魂』とし、忘れ去られた大切な魂を取り戻すきっかけとなる1年にしたいと思います。すなわち『和を以て貴しと為す』べく、協調、協和、協力を大切にして、まずは会員同士が仲良く和気藹々と交流し、様々な知恵や知識や経験を共有し、共に明るい未来を語れるような関係を築き、そのうえで防衛協会に集う会員として、防衛防災意識の啓蒙を促進していければと思います。また我々の安全を守っていただいている自衛隊の皆様の活動を支援し、賛同者を増やすべく活動も積極的に行って参りたいと思います。

 今年度より役員の任期が1年任期となります。多くの会員が集う当協会においては、たくさんの会員が役割分担をし、経験値を高めることが協会のポテンシャルを底上げすることとなりますし、そうなれば我々の想いもより具現化しやすくなります。是非とも、共に未来を語り、未来を輝かせる力となるべく皆様と活動して参りたいと思います。どうか1年間よろしくお願いいたします。

京都府防衛協会青年部会
第11代会長 田沢 直

第12代会長

京都府防衛協会青年部会

2024年度会長方針

BACK TO THE BASICS

~広げよう、更なる防衛意識の高揚~

日本は現在、戦後最も厳しい安全保障環境に直面しており、米中の対立、ロシア・ウクライナ戦争や、2023年10月に再燃したパレスチナ紛争、また、近隣に目を向けても、まはや日常化しつつある、北朝鮮によるミサイル発射や中国による尖閣諸島領海空域での侵入行為、さらには懸念される台湾有事等、国民の安全保障に対する関心は、かつてないほどの高まりを見せています。
 しかしながら「平和ボケ」と称されるように、奇跡的にも78年間戦争がなく平和になれた我々日本人の中には、自国を取り巻く現状や世界情勢を正確に把握しようとせず、自分を取り巻く環境は平和だと思い込み、安全保障について全く無関心な人達がまだまだ多いように思います。
京都府防衛協会青年部会は発足依頼、「防衛意識の高揚」と「自衛隊への支援・協力」という防衛協会の2大目的のもと、京都府防衛協会青年部会会員の先輩方が青年ならではの視点で、様々な事業を展開し、活動を積み重ねてこられました。我々現役会員は、先輩達の脈々と繋いでこられた想いを引き継ぎ、京都府民の方々へ国防、安全保障についてもっと関心を持っていただく啓蒙活動を更に拡げていかなければなりません。
 本年度は会長方針を「BACK TO BASICS ~拡げよう、更なる防衛意識の高揚~」とし、今一度京都府防衛協会青年部会として基本に立ち返り、防衛協会の2大目的を常に念頭に置き、京都府民の方々に国防の重要性を認識していただき、更なる防衛意識の高揚を促すとともに、自衛隊の活動への理解促進、認知度向上を目指した活動を展開していきたいと思います。
 そして、我々会員が国防・安全保障について学び、体験できる場を多く設け、我々の知識、見識を深めて参りましょう。
 また会員相互の親睦を深めるとともに、会員増強にも力を入れ、周りの方へ積極的にお声がけし、共に活動するメンバーを増やして参りましょう。
 自衛隊を支援する民間団体として、我々が出来ることは、無限にあると思います。我々国民の安全を守っていただいている自衛隊の皆様への実りある後方支援が出来るよう会員全員で取り組み、そのことを通じて我々会員が楽しく、学び、成長できる1年にして行きましょう!
 何卒宜しくお願い申し上げます

                         京都府防衛協会青年部会
                               第12代会長 立木哲夫


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