青年部会とは
戦後生まれの世代がわが国の防衛、安全保障等について認識を深め、地域住民に対して防衛意識の普及を図ることを目的とし活動しています。
自衛隊を正しく理解し、国の平和と防衛について府民の視点で考え、勉強会やシンポジウムを実施。 また、自衛隊の施設に於いて見学・体験等を行っています。 会員間の異業種交流も盛んで、学生から55歳までが集うのが青年部です。

会長方針
京都府防衛協会青年部会
2025年度会長方針
伝統を守り未来へつなぐ

~京都を守る次代のために~
京都府防衛協会青年部会
第13代会長 上野 正富
ウクライナ・パレスチナ情勢を始めとして激しく世界情勢が移り変わる中、アメリカ・西洋諸国を始めとした同盟諸国との連携は欠かせません。集団的自衛権があるとは言うもののウクライナ紛争の教訓から学ぶことは自国の防衛は自国民で行わなければ亡国の憂き目にあうこととなります。このことは尖閣諸島・北方領土など領土問題を抱える我が国や、台湾海峡・南シナ海など極東アジアにおける平和に関する懸念となるでしょう。
戦後長きにわたって維持できた我が国の平和は、激動の国際社会にあって幸運により戦渦に巻き込まれなかったものではなく、先人の絶え間ない努力により成し遂げられたものであることを忘れてはならないと思います。人口減少に伴う自衛隊員の減少よって「自分の国は自分で守る」ということが遂行できないことが懸念されます。
まずは、青年部会の活動指針である「府民への防衛防災意識の高揚・自衛隊支援」の2本柱を現在だけでなく次代の責任世代への「防衛防災意識の高揚」を目指します。そして、他団体との連携と事業の構築をしていき、隊員募集活動へ寄与し、府民への防衛防災意識の啓蒙活動に邁進します。さらに近年発生するかもしれないといわれている南海トラフ地震を始めとして、防災への備えを民間としても充実させていく活動を行い「自衛隊支援」を充実したものへ昇華させます。
本年度25周年を迎える青年部会は、先人の不断の努力により築き上げた平和を後世に引き継ぐために四半世紀の長きに渡る青年部会の存在意義を改めて確認し、先人が築いてこられた伝統を守り未来へ繋げる活動を行います。
次年度には、京都で開催予定の近畿地区大会に向けて機運を醸成し基盤を構築します。
最後に青年部会において京都府民への防衛防災意識の啓蒙及び自衛隊を支援し会員の皆さま方が交流を深めるともに同志を募り楽しく事業を遂行します。1年間どうぞ宜しくお願い申し上げます。



活動内容
青年部会は、平成13年(2001年)6月京都府防衛協会の下部組織として発足し、令和6年(2024年)は24年目を迎えました。
令和6年度は第12代立木哲生会長の会長方針「BACK TO THE BASICS ~拡げよう、更なる防衛意識の高揚~」のもと以下の6委員会で活動しております。

- 総務広報委員会
- 主な活動:各種会議の開催、広報活動
- 渉外委員会
- 主な活動:近畿地区連絡協議会との連携
- 例会運営委員会
- 主な活動:納涼例会、忘年例会、卒業例会の立案と運営
- 募集活動支援員会
- 主な活動:防衛防災フェスティバルの開催
- シンポジウム委員会
- 主な活動:防衛シンポジウムの開催
- 会員拡大委員会
- 主な活動:会員拡大活動の促進
写真は陸上自衛隊HPより引用